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月12日に無事、母子手帳をゲットし、
みんなに「おめでとう」と言われるのにも慣れてきた、とある午後。

あたしは、アラ?っと思った。
つわりっていつから始まんの??
もうすぐ10月やん、妊娠4ヶ月やんなー?

「そのうちゴハンの炊けるニオイに耐えられなくなるよ」と人は言う。

そっかー、そうなんか。

でもうちはすし屋やぞ。シャリは平日でも10本は炊く。
ヤバイやん。つわりが始まったらこりゃ、仕事にならんなー。

「うっ」

とか言いながら、ドラマみたいに小走りでトイレにかけこみ
みんなに「大丈夫??」とかって心配されんのかなー。

とはいえ、経験が無いのでさっぱり感覚がわからない。

あたしは経験論者のため、自分が経験したことでないと
ヒトの話に首を突っ込まないようにしている。

人生の中で

学生→就職→営業ウーマン→管理職→結婚→ダンナの借金→離婚

と、わりとフルコースで経験して来たあたしだが
妊娠・出産の経験はない。

したがって、今までは友人の出産話や育児論を聞いても

「へー、ふ~~ん」

と相槌程度にしか興味がなかった。

ところが最近のあたしはどうしたことか。

調理場のおばちゃんたちの昔の出産話や
パートのママさんたちのちょい前の話なんぞを聞くと

「へぇへぇへぇへぇ」 ビビる大木のごとく「へぇ」連打である。

店のお客さんでニンプさんがいれば

「おっ! ニンプじゃん」と気にするようになった。

人間なんて同じ境遇にならなければ
相手の立場とかを理解しようとしない生き物なのかもねー...

なんてくだらない話を書いているうちに時すぎて11月。
なんとあたしはつわりの無いまま安定期に突入してしまった。

回の検診であたしの腹筋をコバカにしたオッサン先生に聞くのは
シャクだったので、あたしは看護婦の友達に聞いてみることにした。

「なあなあ、つわりが無いなんてことあんの?」

「うーん個人差はあるけど、つわりは全員にあるよ。
ただそれが体と合わなくてつらい人もいれば
アンタみたいにあんまり感じないって人もいるけどね。」

なるほどな~~~~。
しかし彼女は更に続けた。

「だいたいさー、アンタの場合はアレだよ。
今までが毎日二日酔いだったから
つわりに気づいてないだけなんじゃないのー?」


マジか~~~っ!!

そういやそうだ。妊娠前のあたしは毎日のように二日酔いだった。
しかも軽い二日酔いから、地面を這いつくばるまでと
バラエティー豊富だった。

蛇足だがあたしは、チャリをこぎながら地面に向かって吐く
「チャリゲロ」が非常に上手である。

そういえば、たばこが吸えなくなり1mgに変えた(禁煙しろよ
生大じゃぬるくなってしまうので、生小に変えた(禁酒しろよ
店の板場に入ると魚くさい。それは当たり前か。

なんやアレがそうやったんか。
あたしはドラマの見すぎだったのかもしれない。

~毎日のぉ 不摂生もたまにゃ 役に立つぅ~ おばはん心の俳句




の記事を書いた3年後あたしは二人目を妊娠し
本当のつわりとはどんなもんかを
身を持って知ることとなる...
ああ、空弥のときはラクだった・・・





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2006.04.30 / Top↑
さて、ぴちぴちもそろそろ5ヶ月に突入。
そろそろ各パーツの素が揃い
聴覚なども発達してくるころ。
これからは、穏やかに話すように心がけよう
だって、あたしは母だもの...

うちの店には20歳の板前、ナオトがいる。
田舎もんということもあり
彼は非常によくどもる。

「にに2番さん、あ、あさり汁一丁です。」

お客さんの手前、従業員同士の私語も、
笑いも基本的には禁止である。

さっきのなんかは、まだぜんぜんガマンできるが

「こ、こちら ちゃちゃ ちゃ茶碗むしだす。」

語尾はいけない。いただけない。笑うなというほうがムリである。
本人は真剣なのだ。よけい笑える。

すごくまじめな子で、勤怠も問題ない。
お客さんにもウケがよく年上の板前ともうまくやっている。

しかーし、接客業という職業柄、
他がどんなに良くっても、どもりは完全にNGなのである。

店がヒマな時間帯は

「ナオト、ゆっくり話せばいいよ。」

と、笑顔で返せるのだが、これがピーク時間だとそうはいかない。
店内がお客さんであふれかえり、
タダでさえ、ざわざわしていて聞き取りにくいのだ。

「ご、ご5番さん、あ、ああ、あ...

「え?5番さんナニ?」

「あああ、ああさ...

「はよ言わんかいっ!」

あたしは全力でキレる。が、すぐに気づく。
あかん、ぴちぴちに聞こえてる。穏やかに穏やかに...
あたしは母、母なのよ~~~

ところがナオト、あたしが半ギレなもんだから尚アセる。

「あ、あ、、あ、ああああさ...」

「ナニ?あさり汁?あがり?あら煮?」
穏やかに聞き返す。

とお客さんがシビレを切らしてあたしに直接オーダーした。

「これもう1本ちょうだい。」

「アサヒビールかいっ!」




飲食店のバイトというのは学生が多く、
彼らはまだ、社会のルールたるものを心得ていない。

普段から口やかましく言っているので
無断欠勤、無断遅刻は無いものの
連絡さえいれればチコクも欠勤もしていいと思っているふしがある。

「あのー、自分今日バイトなんっすけど、
ちょっと遅れそうなんすよ。」

「え?どうしたん?何分くらい遅れんの?」

「授業が長引いちゃってー、30分くらいっすかね。」

「うーん、ほなあたしが残業しとくからなるべく早く来てね」

しょーがないから残ってそいつの代わりをする。

と、そいつ登場。

「すいませんでした」←あやまればいいと思っている。

「いいよ、ほなあたし帰るからあとよろしく、
ってアンタなんで髪の毛ぬれてんの?」

「あ、風呂入っちゃって...」

「学校の帰りに?」

「・・・・・・」


「家で寝とったんやないかいっ!
ただの寝坊やんけ、このどあほがっ」


あたしは毎日怒鳴っている。
今日こそは穏やかに過ごそう...と心に決めても
まわりがそれを許してくれないのだ。

に帰ってから、あわてて胎教にいい音楽のCDをかけてみても
まったくもってあとの祭りである。

そして布団に入って

「あー、こんなんで赤ちゃん大丈夫かなー」
と考え始めると、2~3時間はすぐにたち
非常に胎教に悪影響な日々を送ってしまうのであった。



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2006.04.30 / Top↑
はあたしは小学校と幼稚園の教員免許を持っている。

10年前離婚したあたしはGood bye関西し、東京へとやって来た。
平成8年9月のことだった。

っそく、東京都の教職員登録をしに行ったのだが
新規募集は来年4月までないでしょうとのことだった。

しか~し、働かなければ日々の食料にも困るので
とりあえず、軽い気持ちでバイトの面接に行ったのだ。

「どうせ春までだから...」と選んだ先は
家から15分の おすし屋さんだった。

。。。それから7年の月日が流れ。。。
(この文章を書いたのは3年前です♪今では引退して主婦しとります)

あたしはすしを握れもしないのに店長にさせられ、
今では会社全体の運営企画を任されてしまっている。

「あたしは教師になりますので退職します」
といったら時給を100円上げられ、お茶を濁され、

そして、しばらくしたら社員登録されていた。

「妊娠したので退職します」と言ったら辞表を受理するどころか
逆に産休中に更に出世させられたのである。

なんでこんなことが起こるのか...

う、うちのすし屋には「頭脳派」がいないのだ。
かくいうあたしも別に東大を出ているワケでもなければ
代ゼミの全国模試だって平均くらいのミソしかない。

コレのいったいナニが頭脳派なわけ??

今回はあたしが出産退職できない理由をいくつか考察してみましょう
(これはあくまでもうちの店のお話であり全国のおすしやさんが
こうであるとは限りません)





ちの会社の各店舗には、それぞれ2人ずつ店長が存在する。

なんのことはない
会長が日産の神様、カルロス・ゴーンに影響されただけの理由である

しかし、どれだけ影響されたところで
うちの会社は、日産にはなれないのだ。
しかも、あたし以外の店長は
み~~んな板前あがりで漢字もロクに書けないときてる。

そんな中、あたしがいつもくらっている
店長会議の様子を抜粋してみよう
(更にマヌケなことにうちの会社ではこの会議を
「エンジェル会議」と呼んでいる。全く・・・意味不明である)


○○店企画書

8月は夏休み椎寸ということもあり...

え? 椎寸??

しい… すん…

シーズンっ!!

これが会議中に配られるのだ。
まさに笑ってはいけない罰ゲームである。

ヘタに漢字を使おうとするから、こんなことが起こるのである。
そもそも、シーズンは日本語ではない。

あたしは「椎寸」がシーズンだとわかった瞬間
下アゴがカクカクなってしまい、笑いをこらえるために
さっさと続きを読み始めた

8月は夏休み椎寸ということもあり
お子様に味噌色をプレゼントします。


味噌色っ!!

アカン、無理。ガマン無理。
これきっと味噌汁のことやんな。。。
え?なんでこんな間違い方できんの??
いったい味噌色って

どんな色やねん~~っ!

こんな色か?

それともこんな色か??

もうちょっと濃いんかぁぁっ???

しかも冷静に企画として見た場合でも
夏休みの子供が、味噌汁をもらって喜ぶワケがない。

局、お父さんに味噌汁を
お母さんにはサラダを
お子様にはデザートをあげることにした。

次に旬素材のピックアップが始まる。

各店の店長2人ずつで話し合い、紙に書き出していく。

素材や、ネタに関しては
がぜん板前のほうが詳しいので
あたしはいつもコンビを組んでいる、もう一人の店長
リッキー小澤に任せることにしている。

なにやら真剣に書いていたかと思えば

「こんな感じじゃないのぉ?」

と、あたしにメモを手渡した。

「いわし、アジ、バサ、みカン、りんご、しいタケ、レタケ...」

レタケっ!!

え?レタケってなに? ひょっとしてレタス?

アンタ、しいタケにつられてるやんかっ!!

リッキー小澤は普段から、ひらがなとカタカナの区別がつかないので
「みカン」ぐらいでは、あたしも笑わない免疫が出来ている。
サバがバサになっていたって、突っ込もうとも思わない。
が、レタケはいただけない。
ツボに入るっつーの。ほんとにカンベンして欲しい。

ちなみに、リッキーは店の事務所の
大きなホワイトボードの月間予定表に

「TVチャンピオン取材予定」 と書こうとして

TVチンピョン取材予定

と書いた過去を持つ。韓流スターかよ。

更に余談だが、今現在(2005年)彼は部長に昇進している
ほんとにツワモノなおっさんである。




、このように、板前としてのウデはみんな確かなのだが
いかんせん、独創性や企画力がゼロなのである。

だから、例えば「イカそうめんを作って。」というと
素晴らしく新鮮できれいなイカそうめんを作り上げる。

、実際に商品化するまでに

それを盛りつける器を選んであげーの、
その上にクラッシュアイスをひきーの、
涼しさの演出をしーの、ポスターで宣伝しーの、
という作業をあたしがやらなければならないのである。


ぴちぴちよ、
そんなワケでまだまだ母ちゃんは仕事をやめられそうにない。

でもなるべく早く、誰かに業務を引き継いで
産休に入るようにしよう。

だからそれまでは、自力でしっかりつかまって大きくなるんだよ。

しかし、結局あたしはダレにも引き継げずに
そのまま臨月を迎えることになるのであった...

2006.04.30 / Top↑
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